2008年01月09日

1/20(土)その2:男子FS最終グループ4人目まで

この日のことは一生忘れないだろうなー。忘れないって言ったらこの旅行全般なんですけど、その中でも特に濃密な一日でした。
と言いつつ、細かいところは既に記憶の彼方。いくつかのシーンが5秒くらいのショートフィルム的に思い出せるくらい。でも、興奮すると記憶が吹っ飛ぶ私にしては上出来です。
長くなるので、今日はジェフまで。

第一グループから第3グループまでは忘れました(おい)。フォータン君のSPがストリートダンス系の振付でものすごく面白かったので(確かオーサー振付だったと思います)、FSも楽しみにしていたら、こちらは正統派でちょっとがっかりしたことくらいかな。あ、レイノルズ君がめちゃくちゃ元気良かったです。そして、休憩時間にお手洗いに立ったら会場内で迷い(初めての場所でもなかろーに)、席に戻ったときにはチャン君の「四季」が終了していたと言う、非常に痛い失敗をしました。楽しみにしてたのに…。チャン君の今季の活躍で、悔しさ倍率さらに倍。 ←年が知れるフレーズ。
ふむ、芋蔓式に思い出されてきます。
 
 
最終グループ開始時点でチャン君がトップ、ラッセル君が2位。滑走順はチッパー(会場でもよく分からない発音でした。ビデオを見返して……うーん、チピェアって聞こえる)、クレイグ、ソーヤー、バトル、サンデュ、メイビー。以下、思い出すために映像を見返しながら。

チッパーは「オペラ座の怪人」。白シャツ+黒パンツのベーシックな装い、片方の肩から胸にかけて銀色の刺繍のような飾りがついていました。ジャンプの質が良かったです。
ラッセル君の下に着けました。

クレイグは赤いチーフを胸に挿して「who's that creepin / Summertime」。小洒落たプログラムでした。もっと遊び心があるともっと楽しい♪(ナショナル最終グループで遊び心を要求するのは無茶かな)
ラッセル君の下のチッパーのさらに下……のもひとつ下……。

この時点で、チャン君の順位は4人残してトップ。ナショナルチーム入りが確実になりました。TVには、チャン君と一緒に観戦する天野さんが映っていました。

そしてソーヤー。この人のプログラムはいつも新鮮。曲は「Moments in Love」。サイバーっぽいエコー多用の不思議な曲です。このフリーは今年も引き続き使っていますね。中国杯で見られて嬉しかった!
ディフィカルトポジションのキャメルスピンから開始。最初の3Aがポップして1Aになるも、その後への影響は全くなし。3Lo-3Loなんてやる人、あまり見ないような。中盤に入るキラキラしたアルペジオの部分でサーシャばりのスパイラル。振付と曲の一体感がものすごい。旋律のありとあらゆるアクセントを体で拾って、演技の中に織り込んでいきます。演技と会場も一体に。得意の柔軟性もたっぷり披露。滑り終えた途端、飛び跳ねてのガッツポーズ。よかったもんねえ!
もちろん会場はスタンディングオベーション。アクロバティックな面が強調されがちな彼ですが、この時の演技は総合的な力の高いスケーターとしての本領を存分に発揮していました。
チャン君を押さえてこの時点のトップ。

しかしバトルが姿を現すなり、ソーヤー君の余韻はどっかに吹っ飛んでいってしまいました。演技開始前から割れんばかりの大歓声、そして拍手。
バトルが位置に着くと、歓声はしゅっと消えて、二つ三つ、高い声が飛びました。曲は「アララトの聖母」。

演技が終わった時は、渦巻く一陣の風が通り過ぎたような気がしました。
衣装の胸の白いところを風にさらすようにして、前へ前へと無心に突き進んでいくイメージが脳裏にこびりついています。ほんとに前しか見てなかった。かちっとした3Lo、3A-2T、審判団の目の前でニースライド、鳥肌。この瞬間、「胸の白い鳥みたいだ」と思いました。シットスピン、3F-2T。フライングシットスピン、サーキュラーステップは上下動の多さにびっくり。3Lz-2T-2Lo、1A、イーグル、3S。キャメルからのシットスピン。軽い3Fを合図に、会場が一気にヒートアップ。歓声の中、ストレートラインステップ開始。もうほとんどの人がこのへんから最後まで拍手しづめでした。3Lzでジャンプは〆、キャメルスピンからのシットスピン、チェンジフットしてアップライト、膝を落としてラストポーズ。スタンディングオベーション。
「bring the house down」という表現がすんなり納得される音量でした。
サンデュが持っていたナショナルレコードを塗り替えての堂々トップ。点数が出てからもう一回スタンディングオベーション。完全に、会場の要求レベルが高いほうへシフトしたのを感じました。
posted by セッカ at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Canadian Nationals | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。